左足底足裏の痛み。
症状

左足裏の痛み。歩くと痛む。
痛みで足を着くのが怖い。
踵に近い方の足裏が痛い。
触って確認すると、足底の痛む箇所にグリグリのゴリゴリとした硬結がある。
来院者
70代 女性
頻度
週1回程度
期間
2025年3月 ~ 2025年3月
通院回数
2回
施術と経過
左足、足底の痛み。
特別痛めた理由はわからない。
徐々に痛みが出ていたが、気にしないようにしていた。
いよいよ痛みが強くなり、足を着くのが怖くなり、来院された。
一鍼目、下腿部の筋肉がフワフワしていて力がない。下腿部で足底に関連しているツボに硬さを感じない。
硬さを感じなかったが、ツボを狙って鍼をした。
足底のコリコリは少し柔らかくなった。
手ごたえはあったが足底のコリは消えず。
来た時よりは楽になったとのことで、初回は終了。
二鍼目、前回フワフワして力がない筋肉の中で足底の痛みに対応しているツボに極微かな硬結を感じた。
そのツボの硬結を目掛けて鍼をした。しばらく鍼をしたまま硬結が緩むのを待つ。
足底に在った硬結が緩んでいたのを確認して鍼を取る。
動いていただくと痛くないとのこと。
足底の硬結も取れ、歩行時の痛みも無くなったので卒業とした。
鍼治療の現場から
一鍼目では、力のない筋肉から硬結を感じられなかったが、二鍼目では微かな硬結を感じ取ることができた。
一鍼目の鍼は無駄ではなく、硬結を探しやすくしてくれたのだと推察する。
二鍼目で感じた硬結に鍼をすると、足底のグリグリとした硬さが消えた。
※ 足底の痛みでも、足裏に鍼をすることはありません。
足底の痛みでお悩みの方はとても多くいらっしゃると思います。
色々な理由を告げられると思いますが(例えば年齢の所為だとか)、鍼をすると楽になってしまうことがあります。
またインソールも大切だとは思いますが、履ける靴が制限されてしまう上、靴ごとにインソールが必要になってしまいます。
御自分の足さえ大丈夫になってしまえば、お洒落な靴を諦めずに済むかも知れませんょ?
先ずはモノよりも、ひとつしかなくて替えのきかない自分自身の身体に投資をしてあげましょう。
身体は思っているより優秀で、治る力を秘めています。
日々の無理難題を黙って堪えて、あなた自身を支えてくれているのですから。