エスメラルダ・ブリーサ

常在鍼灸

~日常生活の延長に鍼灸を~

〒328-0015
栃木県栃木市万町16-8
蔵の街ハイツ 1階
050-3697-1689
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『戦士の休息』『天使の休息』

鍼を受けたことのない方は不思議だと思われるかもしれませんが、鍼を受けている最中に寝てしまう方が一定数おられます。
『マッサージなら理解るけど、鍼なのになぜ!?』『本当に!?』と思うかもしれませんが、事実なのです。

最初から寝てしまう方、途中から会話が途切れて寝てしまう方、一瞬夢の中へ行かれる方など様々です。
(中には寝ていたことを悟られないようにされる方も…(^^;))

このような状態を勝手ながら密かに『戦士の休息』また『天使の休息』と呼ばせていただいております(^^)

鍼の臨床でこのようにスヤスヤと寝ている状態を目にする度、思い出す曲があります。
その曲とは…
岩崎宏美さんの『聖母たちのララバイ』久松史奈さんの『天使の休息』です。(懐かしい名曲ですね。)
御存知の方も多いと思います。
(以前、銀座の某ショップにて岩崎宏美さんをお見かけしました(^-^) 気さくに店員さんとお話しされていて、笑顔がチャーミングでとても素敵でした(^^♪)

西洋医学は厳格な『父性』のイメージがありますが、鍼療(東洋医学)には『母性』の要素を感じます。
それ故か鍼療中『聖母たちのララバイ』には共感するところがあります。
歌詞のような『母性』までは真似できませんが、歌詞の内容にはとても共感してしまいます。
普段の日常で、みなさんお一人おひとりが見えない何かと戦っていると思います。
仕事や家庭も子育ても、趣味や遊びも、みなさん一生懸命です。
《Bar》《Bartender》《優しい止まり木》であるように
鍼に来たときも、再度羽ばたけるように、少しでも翼を休めていただけたらと思っています。
表には出しませんが(^^;  そう思って鍼療に臨んでおります。

『天使の休息』は《Cheer up song》ですねp(^-^)q
次の一歩を踏み出す前の大切な休息。がんばり続けることってできないから
適度に休息をして『次、行ってみよう!!』って感じですね。

日々の仕事や家庭、子育てや趣味にと懸命な方々の束の間の休息… 
再度飛び立つのに必要な休息…

鍼治療は敢えて『自律神経!!』と声高に標榜しませんが(基本中の基本なので)
鍼治療の本質のひとつが『自律神経』への作用です。
大抵の方は交感神経優位の状態ですので、鍼をすると副交感神経に作用します。
副交感神経優位になると、心拍数や血圧が下がり、身体がリラックスして休息モードに入ります。

そのため、その方の疲労具合などによっては鍼の最中に寝てしまうことがあるのです。
鍼の最中に寝てしまうのは、回復のために必要な反応でもあります。ご安心ください。

湿度が高く、天候も不安定なこの季節
鍼による効果で心身共にリラックスして免疫力を高めてみましょう。
心身は自分で思っている以上に休息(=鍼療)を必要としているかも知れません。
スポーツなどで痛めた身体も休息(=鍼療)が必要です。

みなさんも
とりあえず『鍼』して『呑んで』
『戦士』も『天使』も《休息》しましょう(^^)/



《岩崎宏美 公式YouTubeチャンネルより》



《久松史奈 オフィシャル YouTube チャンネルより》

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公開:2025年07月03日 17:52
更新:2025年07月07日 11:21

この記事を書いた人
Harry

Harry

鍼灸師/アロマテラピーインストラクター 鍼灸師の仕事とは『病気と戦う』のではなく『身体と心を調律して生命力を賦活させること』にあります。 何かとタイパや効率や即効性を求めるご時世だからこそ、鍼と云うSLOWな医療で身も心も整えてみませんか。

野球選手の肩の鍼

先日、野球選手が人生初の鍼治療に来院されました。
二年前ほど前から右の肩を痛めているとのこと。
打つ方の痛みは気にならないが、ボールを投げるときに痛みが出る。
肩は強い方だが、痛みで実力を発揮できていない状態。との様子でした。

治療の内容としては
背部の軸を整える目的で下腿部に鍼をしたあと、起きて痛みを確認していただくと
『痛みが半分になりました!』とのこと。
肩関節に関連する頚に硬さがあったので、足首と背中に鍼。
確認していただくと、『さらに先ほどの半分になりました!!』とのこと。
肩に関連する股関節の硬さを本人と共有。そこで足に鍼をして股関節の緩みを共有。
腹部の張り感を、本人と共有。頭に鍼をして腹部や腕の緩むのを共有した。
起きていただき、最終的に確認したところ『9割以上よくなりました!!!』とのことでした。

2年間悩んでいた症状が、1度の鍼で9割改善されました。
(※ 残りの1割は練習で動かしていれば自己治癒可能な範囲。気になるようなら再度来院。気にならなければそのまま卒業の旨、お話しました。 益々のご活躍を応援しております。)

治療に使用した鍼は合計で8本。ツボも8箇所。
そして1番大事なことは、みなさんもお気付きだと思いますが
治療の間、『痛めている患部には一切鍼をしていません。』と云うことです。

このような鍼治療ですと
① 患部に鍼をしていないので、患部に炎症が起きない。
② 患部に鍼をしていないので、力が抜けない。(力が入る。)
③ 患部に鍼をしていないので、パフォーマンが下がらない。
④ 患部に鍼をしていないので、直ぐに試合に出れる。
と上記のようなことが可能です。

そして…
⑤ 患部に鍼をしていないので、
あの伝説の《中国鍼事件!?》や記憶に新しく業界が騒然となり猛抗議をした《長胸神経麻痺事件!?》
などが起こり難い!!
と言えます。

このように患部に鍼をしていないので、野球関係のみなさまも安心して鍼を受けていただきたいと思います。
栃木にもプロの野球チームや社会人チームがあるので、微力ながら野球に関連するみなさまのお力になれたらと存じます。



公開:2025年06月23日 13:07
更新:2025年06月23日 13:07

この記事を書いた人
Harry

Harry

鍼灸師/アロマテラピーインストラクター 鍼灸師の仕事とは『病気と戦う』のではなく『身体と心を調律して生命力を賦活させること』にあります。 何かとタイパや効率や即効性を求めるご時世だからこそ、鍼と云うSLOWな医療で身も心も整えてみませんか。

《常在戦場》と《常在鍼灸》

《常在鍼灸》 

みなさんは《常在戦場》という言葉をご存じでしょうか? 
ビジネスシーンや武道などで用いられることも多く、耳にしたことがある方も多いと思います。 

元々は参州(西三河地方)、牧野家の家訓であり250年続いた越後長岡藩の藩訓となっている言葉です。 
決して戦うことを前提とした物騒な言葉ではなく、 

“戦いに備え、常に平和を考える。決して戦いに至ってはならないとする倫理観を持ち、人々の幸福とは何かを考える。” 

とあります。 

常在戦場




仕事や家事や育児、会社に学校に趣味に。

各々が自分の人生の主役であり、己が人生の活躍する舞台で日々奮闘されていると思います。
(ある意味、日々の生活がすでに戦場かのよう。) 

普段から身体の不調や辛さがあると、自分の活動する舞台やフィールドで力を出し切れなくなってしまいます。
不調が長引くと、自分の舞台から止む無く降板したり、離脱しなければならないことも…。 

《常在戦場》の言葉は特別な状況ではなく、普段の日常生活の中に在ります。 


鍼灸は『未病』(病気には至ってないが、何となく不調がある状態)に対し有効です。 

常に『戦い』=『病気』に備えて、『平和』=『未病』を大切に考える。 
決して『戦い』=『病気』に至らぬように…。 

当院では何となくの身体の不調や辛さがある方々を、一刻も早く各々が活躍する舞台(日常)へ戻して
益々活躍していただきたいと願っております。 

『鍼灸』は身近な存在として1200年も前から、日本の医療として。または伝統文化として、みなさんの直ぐ傍に在ります。 

特別なモノではなく、いつでも頼っていただけたらと思います。
そういった意味でも『常在鍼灸』という言葉を当院のスローガンとしています。 


『常在鍼灸』=『普段から病気に備えて未病を大切に考える。決して病に至らぬように。』

という言葉が、みなさまにとっての当たり前となりますように。 
日々の鍼療に臨んでおります。 

公開:2025年06月19日 20:36
更新:2025年06月19日 20:36

この記事を書いた人
Harry

Harry

鍼灸師/アロマテラピーインストラクター 鍼灸師の仕事とは『病気と戦う』のではなく『身体と心を調律して生命力を賦活させること』にあります。 何かとタイパや効率や即効性を求めるご時世だからこそ、鍼と云うSLOWな医療で身も心も整えてみませんか。

梅雨のお話。

関東地方も梅雨入りしましたね。
ジメジメ、ジトジト、ムシムシと嫌な季節になりました…

一年で一番嫌な季節の梅雨時期ですが
統計的には梅雨のこの時期に『逆子』が多いとのことです。不思議ですね。
現在でも『逆子』になる原因は詳しく判明していません。

『冷え』が原因とされることもありますが、本当に『冷え』が原因だとしたら寒い冬に逆子が多いはず。
なぜこの梅雨時期に逆子が多いのでしょうか?

外気が暑い時期ですので、冷たい飲み物や食べ物を口にする機会が増えて内臓を冷やしてしまうからかも知れません。暑い時期は食欲も落ちたりと、内臓の消化器系の働きが悪くなる時期でもあります。
さらに暑い時期は薄着になったりと、知らず知らずの間に身体を冷やしてしまいがちになります。


内臓が冷えると肩コリになったりして、結果的にお腹も硬くなってしまいます。

お腹の調子を整えて、冷飲冷食や薄着を避けるだけでも効果があると思います。
是非お試しください。

公開:2025年06月16日 12:32
更新:2025年06月16日 12:32

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Harry

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鍼灸師/アロマテラピーインストラクター 鍼灸師の仕事とは『病気と戦う』のではなく『身体と心を調律して生命力を賦活させること』にあります。 何かとタイパや効率や即効性を求めるご時世だからこそ、鍼と云うSLOWな医療で身も心も整えてみませんか。