ランナー膝 腸脛靭帯炎


みなさんは太腿(ふともも)の外側が張って、痛むことはありませんか?
太腿の外側が緊張して硬くなると、膝を曲げ伸ばしする際に痛みを伴うことがあります。
膝を反復的に曲げ伸ばしすることが多い方や、マラソンランナーなどに多いため
通称『ランナー膝』とも呼ばれることがあります。
患者さんと話をする中で
痛む時やメンテナンス時に自分で
『ストレッチポールなどを患部(太腿の外側)に当てて、ゴリゴリする』との言葉を耳にしました。
そのようにされている方は案外多いと思います。
強い刺激で患部を更に痛めないようにしてほしいと思い、ブログに書きました。
毎度おなじみの台詞ですが
『原因は患部にありません。原因は他にあります!!』
痛む部分をどうにかしたい気持ちは理解できます。
『痛気持ちい』と云う感覚は
『蚊に刺された箇所を搔きむしると気持ちいい』と云う感覚に似ていると思います。
気分は良くても、現場は傷だらけです。
痛みの出ている部分は被害者なので、そこをグリグリ痛めつけたら患部が可哀想です。
まさに『泣きっ面に蜂』状態です。
周囲の筋肉を緩める目的で、ストレッチをするなども良いですが
根本的な改善には至りません。
人体が調子悪くなる時、下がってしまう骨があります。
その骨を上げてあげると、ランナー膝が改善されることがあります。
グリグリ、ゴリゴリする必要はありません。
下がっている骨を上げるだけ。
ランナー膝でお悩みの方。腸脛靭帯炎と診断された方。
ご相談ください。

